可愛いわが子。でも可愛いだけじゃないのが子育て。イライラしてしまうこともしばしばありますよね。つい怒ってしまった後に自己嫌悪に陥ってしまうママも多いのではありませんか?

住環境を整えることによって、そんな大変な子育てを少しでも楽にすることができるんです。

子育てに家事に毎日頑張るママ。子育てしやすいという観点から住まい選びをしてみませんか?ママが子育てしやすいお家選びのポイントを子育て住空間コンサルタントの今西千登瀬が5つご紹介します。

ママが子育てしやすいお家選びのポイント①地域の「子育て支援」や「子育て施設」などの周辺環境

間取りの前に重要なのが周辺環境。

引っ越しを考えたらまずチェックしてほしいのが行政の子育て支援の充実度。働くママなら待機児童の状況や保育園数などもチェックしておきたいところです。もちろん治安の良さも確認してくださいね。

1人行動が多くなる小学生になった時に安心して歩かせられる街か?小学校も近くにあったほうが安心ですね。
小さな子供は急な発熱が多いので、もしもの時のために夜間救急の病院が近くにあるのが理想です。

日用品や食品の買いものは毎日のことなので、近い場所にお店があるほうが便利。公園などの子育て施設が充実していることも重要なポイントです。

ママが子育てしやすいお家選びのポイント②玄関スペースの広さを見落とさないで!!

小さな赤ちゃんのうちはベビーカーに乗せたり、歩き始めたら靴を履かせたりするのでスペースが広い方が便利なのが玄関。ベビーカーを置くスペースが配慮されていると、靴の着脱もスムーズです。

狭い玄関にベビーカーが占領していると出入りにも支障があります。
ベストなのは玄関横に広いシューズクロークが備わっていること。ベビーカーを置いたり、お部屋には入れたくない遊具、公園道具を入れたりと重宝します。

成長とともに遊び道具が増えていくので、それらをしまうことができる十分な収納があるのが理想です。
また、子供がどろんこになって外から帰ってくる時もありますが、玄関からお風呂場が近いとお部屋を汚さずに行くことができます。

ママが子育てしやすいお家選びのポイント③対面型キッチンはマスト

料理や食器の後片付けをしてママが過ごす時間が長い場所といえばキッチン。
子供の様子を見ながら家事ができる対面型のキッチンはマストです。

子供もママの顔が見えると安心して遊んでくれるので、効率よく家事を行うことができます。食べた後の食器のお片づけも楽で子供たちも食べた食器を片づける習慣もつきやすいですよ。

また、子供と一緒にお料理をするときもオープンキッチンなので便利。
ママ友を呼んでホームパーティーをする時もお友達とコミュニケーションを取りながらパーティー準備ができます。

まだ子供が小さい時期はキッチンの入り口にゲートが付けられるようになっているかどうかもチェックしてくださいね。

ママが子育てしやすいお家選びのポイント④リビング横の畳スペースは使えます!

畳があるとすごく便利です。
特に赤ちゃんや子供のお昼寝スペースや遊び場として使います。クッション性があって滑りにくいのでよちよち歩きの赤ちゃんにも安心。

キッチンから見える位置に和室があるのがべストです。
子供が小さな頃は一緒に眠ることが多いと思いますが、広めの和室があればお布団を敷いて一緒に寝ることもできます。そのためにはお布団や子供の物を仕舞える押し入れや収納スペースがあることが重要です。

思い切って畳スペースを子供のスペースと決めておもちゃを収納するスペースを用意しておくとお片づけも楽ちんです。
小上がりの和室は転落の危険もあるので、なるべくなら段差のない畳スペースが理想です。

ママが子育てしやすいお家選びのポイント⑤リビングは家族が集まる=物が集まるので収納が上手にできる間取りがおすすめ

家族が集まるリビングは物も集まりがちです。子供が自分の部屋から持ち出したものがリビングのあちらこちらに…。

子供が小さいうちは子供の仕度もママがするので、リビングに子供用品を収納するスペースがあるのが理想。朝の用意の時間短縮にもなります。
小学生になるとランドセルを置きっぱなしにすることもあるかもしれません。リビングに子供の「置きっぱなし」の定位置を作ることで、子供が片づけをしないイライラからママも解放されます。

物が集まる場所だからこそ、それを前提に、リビングに収納が多い間取りがおすすめです。

まとめ

住空間を整えることで、大変な家事や育児を少し楽にできるといわれる代表的なポイントを5つ紹介しました。お家探しや部屋の模様替えの時、参考にしてみてくださいね。

MAMAPLA執筆記事より

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