
赤ちゃんを迎えるって、わくわくする反面「おうちの安全ってこれで大丈夫かな?」と不安になることもありますよね。特に初めての出産・育児ならなおさら。生まれてすぐは寝てばかりだった赤ちゃんも、あっという間に動き回るようになります。
今回は、実際に子育てをしているママたちから「やっておいてよかった!」と声が上がった安心安全ポイントを5つご紹介します。新生児から6歳まで長く役立つおうち作りのヒント満載ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
■リビングにはやわらかマットを敷こう

赤ちゃんが寝返りやハイハイを始めると、床の硬さが気になります。特にフローリングだと、頭をゴツンと打つ危険も。そんなときに活躍するのがプレイマットやジョイントマットです。床にやわらかいクッション性を持たせることで、転倒してもケガをしにくくなります。
【事例】 「ハイハイを始めたとたん、何度も転んでヒヤヒヤしていましたが、大判マットを敷いたら安心して見守れるように。掃除も簡単で助かっています!」(1歳男の子ママ)
ポイントは「大判サイズ」を選ぶこと。小さなマットだとすぐにはみ出してしまうので、リビングの広い範囲をカバーするのがおすすめです。撥水性や防音性のあるタイプなら、より使いやすいですよ。
■家具の角をガードしよう
よちよち歩きが始まると、テーブルや棚の角にぶつかることが増えます。特に目線の高さに角があると、とても危険です。赤ちゃんの顔にちょうど当たる高さの家具には、クッション材やコーナーガードを取り付けましょう。
【事例】 「テーブルの角に頭をぶつけて大泣き…。すぐに透明のコーナーガードを付けたら、見た目もスッキリしていて安心できました。」(2歳女の子ママ)

市販のコーナーガードは貼るだけで簡単に付けられるものが多いので、出産前にまとめて準備しておくと安心です。家具の種類や色に合わせて、目立たないタイプを選ぶとインテリアにも馴染みます。
■コンセントカバーで感電防止!

赤ちゃんは好奇心いっぱい。小さな穴を見つけると、指やおもちゃを入れようとします。コンセントもその対象に。感電や火災のリスクを防ぐために、使っていないコンセントには必ずカバーを付けましょう。
【事例】 「目を離したすきに、赤ちゃんがコンセントを触っていてゾッとしました。すぐにカバーを付けたら、興味も示さなくなりホッとしています。」(8か月男の子ママ)
リビングや寝室など赤ちゃんが過ごす空間すべてをチェックして、抜かりなく対策しておくと安心です。最近では、デザイン性の高いコンセントカバーもあり、かわいいインテリア感覚で取り入れられますよ。
■誤飲を防ぐ「高い場所収納」

赤ちゃんは何でも口に入れて確かめようとします。小さなおもちゃやコイン、ボタンなど、飲み込むと危ないものは手の届かない場所へ移動しましょう。
【事例】 「机の上に置いていたボタン電池をいつの間にか手に取っていて大慌て。すぐに全ての小物を高い棚に移動しました。」(1歳半女の子ママ)
特に注意したいのは「大人にとっては当たり前にそこにあるもの」。たとえばリモコンの電池、文房具、鍵、薬など。出産前に一度、家中を見直して、「高い場所収納」に切り替えておくと安心です。棚の上段や、扉にチャイルドロックを付けた収納を活用するのもおすすめです。
■ベビーゲートで安全ゾーンを作る

赤ちゃんが自分で移動できるようになると、キッチンや階段など、危険なエリアにも行こうとします。そんなときに役立つのがベビーゲートです。
【事例】 「ベビーゲートをキッチン前に設置したら、料理中も安心して作業できるようになりました。突っ張り式なら設置も簡単でした!」(2歳男の子ママ)
リビングの出入り口やキッチン前にゲートを設置しておくと、安全なスペースを区切ることができます。設置する場所によって、突っ張り式や固定式など種類を選ぶといいでしょう。最近ではおしゃれなデザインのゲートも増えているので、インテリアに合わせて選ぶのも楽しいですね。
【まとめ】
赤ちゃんとの暮らしは、「いつかできればいいかな」と思っていたことが、意外とすぐ必要になるものです。安全対策を事前にしておくと、赤ちゃんもママもストレスなく過ごせます。
今回ご紹介した「赤ちゃんを迎えるおうち準備・安心安全ポイント5選」は、どれも簡単に始められるものばかり。完璧を目指さなくても大丈夫。赤ちゃんの成長に合わせて、少しずつ環境を整えていけばいいのです。
大切なのは「ママが笑顔でいられること」。安全対策をしっかりしながら、赤ちゃんとの毎日を安心して楽しんでくださいね。
安心して赤ちゃんを迎えるための住まい準備は、未来の家族時間をもっと豊かにしてくれますね♡ 子育て住空間コンサルタント 今西千登瀬