~「時間がない!」から「気持ちにゆとりがある朝」へ~


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■ 朝のバタバタ、原因は“間取り”かもしれません

「朝ごはんの準備しながら、子どもに着替えさせて、お弁当も詰めて、あっという間に時間切れ!」
そんな忙しいママの声を、私はこれまで何度も聞いてきました。
朝の時間は家族全員が同時に動き出す“ピークタイム”。この時間をスムーズに過ごせるかどうかは、実は“住まいの動線”に大きく左右されるんです。

■ 動線を見直すだけで「朝の余裕」が生まれる理由

動線とは、人が家の中をどんなルートで動くかを示す“流れ”のこと。特に「朝の動線設計」は、ママの心のゆとりを生むために欠かせません。

例えば、朝起きてから出かけるまでに必要な行動を思い浮かべてみましょう。

  • トイレに行く
  • 洗面・着替えをする
  • 朝ごはんを用意する
  • 子どもの持ち物を確認する
  • 自分の身支度をする
  • ゴミ出しや洗濯機のスイッチを入れる…など

これらの動作が、スムーズなルートで移動できるように設計されているかどうかで、朝のストレス度がまったく違ってきます。

■ 実際に効果があった“朝ラク動線”のアイデア3選

①「身支度ステーション」で一ヶ所完結!

洗面所の近くに、家族分のタオル・下着・子どもの制服・保育園グッズなどをまとめた「身支度ステーション」を設置すると、家族の準備が一気に楽になります。
子どもが自分で支度しやすい動線にもなるので、「ママ~、◯◯どこ~?」が激減します!

② 「朝のキッチン渋滞」を防ぐ導線計画

キッチンの近くに子どもの持ち物や水筒を置くと、ママが料理中に「どいて~」の声が飛び交うことに。
おすすめは、キッチンに入らずに準備ができる“サブ動線”。玄関近くに持ち物スペースを設けると、出発前のゴタゴタもスムーズに。

③ 「ゴミ出し×洗濯」の二刀流動線

朝の家事で地味に時間を取るのが「ゴミ出し」と「洗濯機のスイッチ入れ」。この2つを同時にこなせるように、洗濯機を勝手口やゴミ置き場に近い場所へ配置するのもおすすめです。
ほんの10歩でも、朝の動線が短くなることで精神的にも大きな違いが生まれます。

■ 忙しいママにこそ“動線の見直し”を

「朝の動線」なんて、間取りが決まっているから今さらどうにもならない…と思っていませんか?
実は収納の場所やモノの置き方を変えるだけでも、動線の効率は格段に良くなります。

たとえば:

  • 動くたびに引き出しを開ける必要がある場所→オープン棚に変える
  • よく使うものを腰高に置くことで屈む動作を減らす
  • 子どもの目線に合わせたフックやカゴを設置して自立を促す

こうしたちょっとした工夫の積み重ねが、朝の“ゆとり”を生み出してくれるのです。


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■ まとめ:動線設計は“ママの笑顔設計”

動線を整えることは、家事の効率だけでなく、ママの気持ちの余裕をつくることにつながります。
バタバタの朝が少しラクになるだけで、一日のスタートが明るくなり、家族みんなの笑顔も増えていくはずです。

子育て住空間コンサルタントとして、私は「家事を減らす家づくり」ではなく、「心に余白をつくる家づくり」を大切にしています。
動線の見直しは、ママだけでなく、パパや子どもたちにもやさしい住まいづくりへの第一歩。ぜひ、今日からあなたのご家庭でも“朝ラク動線”、始めてみませんか?

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