【もしもの備え】首都直下型地震から身を守るための住環境に大切な5つのポイント

私たちが住む東京は30年以内に70%の確立で”首都直下地震が起こると言われています、、、。
ここ数日夜間に緊急地震速報がなることもあり、今一度大地震への備えについて考えてみたいと思います。
いざという時に命を守る住環境についてご紹介します。

東京で首都直下型地震が起きたらどんなことが起こるの?!

 

同時多発火災で”火災旋風”が、、、

1923年に発生した関東大震災では、お昼時に発生したこともあり大火災を起こし多くの人の命を奪いました。
炎を巻き込んだ竜巻状の空気の渦が発生し大きな被害をもたらす火災旋風が、その猛烈な炎と風によって急速かつ広範囲の火災延焼によりを引き起こすことに。
その延焼を食い止めたのが、上野恩賜公園や日比谷公園などの大規模の緑地でした。首都直下地震でも同時多発火災火災旋風が起こると予想されています。
万が一避難中に火災が起きたら、火災現場の風下には逃げないこと。火災は風下に延焼していきます。
同時多発的火災に巻き込まれないためにも、木造密集地帯にお住まいの方は地震の揺れが収まったら早めに自治体が指定する広域避難場所に避難することが大切です。

外出中は”群衆雪崩”に気を付ける

2011年の東日本大震災では、首都圏では多くの帰宅難民が出ました。ちなみに私もその一人。電車は一昼夜止まり、道路という道路に車だらけで大渋滞、、、
また徒歩で帰宅しようとする人々で、歩道は溢れかえっていました。外出時に大震災が起こった場合は、無理に帰ろうとせずにその場所にとどまることが大切です。
首都直下型地震が起きた場合も帰宅困難者は1都4県で800万人に達すると予測されており、あふれかえった帰宅困難者で引き起こされる群衆雪崩にも注意が必要です。

地震が引き金で起こる”地震洪水”にも注意を

地震洪水とは、河川の堤防が地震による揺れや液状化でダメージを受け川の水が市街地に流れ出してしまう現象です、、、。
東京湾に面した0メートル地帯には176万人もの人々が生活をしています、、、。
各自治体で水害ハザードマップを制定しているのでハザードマップで洪水が起こった際にどこに避難すればよいのか事前に調べておくことが大切です。

【ポイントその①】もしもの首都直下型地震に備えて家具の配置を見直す

大きな地震では家具の下敷きになって大けがをしたり亡くなってしまう方も多いです、、、。
生活を彩るインテリアも震災時には命を及ぼす凶器になってしまうことも、、、。
だからこそ家具の配置を見直すことが大切です。

家具が避難路をふさぐような位置に配置していないか?!

震災時倒れた家具で避難路を塞ぐような位置に置いている家具は位置を見直すか、転倒防止器具の設置を。
またこれから住まいを計画される方は壁付け収納の検討をおススメします。しっかり壁に固定され地震時も安心です。
またあれこれ自分でそろえた家具を並べるよりも凹凸が無くすっきりとした印象になるので一石二鳥です。

 

写真はリクシルの収納シリーズヴィータスです。背の高い収納も耐震ラッチ付きの扉で収納物の落下を防ぎます。
また見せる収納は腰の高さの位置までに。万が一落下しても頭を守れる低い位置に、収納をすることをおススメします。

一番無防備になる寝室の家具配置は命を守るために大切です。

1995年に起きた関西大震災は多くの方が睡眠中の5時46分に発生しました。
一番無防備な睡眠中に身を守るために大切なことは寝ている高さより高い位置に家具を配置しないことです。
なるべくタンスなどの背の高い重量のある家具は寝室に置かないことがベストです。
読書灯を設置する場合もベッドの位置よりも低い位置に置くか、壁付けのブラケット照明で落下しないものを設置しましょう。
眠る前に本を読みたい方は照明同様ベッドよりも低い本棚を設置することをおススメします。

賃貸住宅での家具転倒防止対策は管理業者さんに事前に許可を。

賃貸住宅では、善菅注意義務という自分の家以上に大切に使うことが義務化されています。
万が一壁や天井を傷つけてしまった場合には、現状回復義務も発生します。
家具転倒防止対策グッズを使用する時は事前に管理業者さんに確認を取ってから使用することをおススメします。
墨田区では満65歳以上の高齢者を対象に家具転倒防止器具、ガラス飛散防止フィルム取付を行っています。
自治体によっては助成制度が、ある地域があるので事前に調べてみるとよいですね。

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【ポイントその➁】首都直下型地震が起きた時に身を守る方法

緊急地震速報や大きな揺れを感じたら、真っ先に身の安全の確保を。
あなたの家で一番安全な場所はどこですか?!
物が”落ちてこない””倒れてこない””移動してこない”空間に身をよせましょう。
頑丈なテーブルの下や、座布団や布団で頭を守りましょう。

地震の時に凶器になるものって?!

窓ガラスやペンダント式の照明、テレビ・電子レンジ・オーブンなどの家電製品も大きな揺れで
身に危険を及ぼす凶器に、、、。
窓ガラスには飛散防止フィルムや、レースカーテンを常に閉めておくことで危険を回避することが出来ます。
家電製品には、粘着マットなどで飛び出し防止を。

就寝時に枕の近くに用意しておくとよい防災グッズ

夜中に地震が起こった時に身を守るために枕元に用意しておきたいリスト。
スリッパ・・・割れたガラスなどから避難の際に足を守るために。
懐中電灯・・・停電した場合に回りを照らす明かりがあると安心
眼鏡ケース・・・目の悪い人は必須。毎晩眼鏡ケースに入れてから就寝すれば万が一の時も眼鏡が壊れずに安心です。
ホイッスル・・・万が一家具や、建物の下敷きになった場合に居場所を知らせるために重要なアイテムです。

【ポイントその③】慌てないために避難方法をあらかじめシミュレーションする

地震が起きたら何をすればよい?!

地震の揺れを感じたらまずは身の安全の確保。では揺れが収まったら次にする行動は何でしょうか?!
もし調理中で地震が起きたなら、火の元の確認を。慌てず火の始末をしましょう。
火の元の確認の後は出口の確保のため窓や扉を開けます。
家族の状況確認と、家に危険が無いかの確認をします。
家の外の状況確認近隣の火災確認や住んでいる地域に避難指示が出ているかなどラジオやSNSで正しい情報を得ます。
慌てず冷静に状況判断をすることが大切です。

いざ避難!!避難する時の注意点とは?!

初期消火で火災リスクを減らす

関東大震災や阪神淡路大震災でも火災による死亡者も多かったことから、初期消火がとても重要です。
火災を発見した場合は火が小さいうちには消火器や水バケツで消火活動を。
炎が天井に届くなど、身の危険を感じる火災は無理に消火活動をせずにすぐに避難を。

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ブレーカーを落とす

スイッチが入った状態の電化製品があると、通電再開後火災の原因に。
必ずブレーカーを落としてから避難を。

ガスの元栓を閉める

ブレーカー同様に、ガス管やガス機器が揺れで故障している場合に
ガスが復旧した時にガス漏れを起こして爆発の危険性があります。

避難場所をあらかじめ明確に決めておく。

あなたのお住まいの地域で震災が起こった時に起こることは何でしょうか?
東京の場合住宅が密集していることもあり同時多発火災火災旋風が懸念されていると同時に、
堤防決壊による洪水や東京湾からの津波の危険性もあります。
火災と水難から逃れることが出来る避難場所を決めておき、一度シミュレーションで家からどんなルートで
避難場所に向かうかを確認しておくと安心ですね。
実際に避難する場合には災害伝言ダイヤル(171)を活用し安否情報と避難先を伝言に残しておくことも大切です。

【ポイントその➃】災害に備えて備蓄をしよう

大規模な地震が起こった場合、電気・ガス・水道などのライフラインが止まり供給物資の停滞が想定されます。
2016年の熊本地震では、被災地に水・食料などの救援物資が届かないという問題が起きました。
2011年の東日本大震災でも必要な救援物資が必要な場所になかなか届かないという事象がありました。
自宅が倒壊しなければ自宅で避難生活を送る人も多いと想定されているので常日頃から自宅で生活するうえで
重要な物を備えておく必要があります。

実際のところ非常用食品は管理が面倒で、いくら賞味期限が長いとは言え気が付けば賞味期限が切れて
無駄になってしまうことが多かったので、最近は日常備蓄という考え方で日頃利用している食品や飲料を少し多めに
ストックして日常の中で消費しながらも必要品をキープしていくという方法が無駄もなく効率的です。

主な備蓄品目は日常備蓄で災害に備えようを参照くださいね。

非常用持ち出し袋の準備も忘れずに。


【ポイントその➄】もしもの時のために保険に加入しておく

いざというときの大切なマイホームを守ってくれる地震保険。
地震保険とは地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする
火災・損壊・埋没または流失による被害を補償する地震災害専用の保険です。
保険の対象は居住用の建物とその家財です。
補償の上限は建物5,000万円、家財は1,000万円が限度です。
お家が火災や倒壊でダメージを受けても保険に加入していれば露頭に迷う心配もありません。
地震保険制度の概要は財務省のホームページをご覧くださいね。

いかがでしたか?!備えあれば憂いなし。首都直下型地震に備えて身の安全を確保できる方法を
この機会に考えてみてはいかがでしょうか?!

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参考文献&災害時お役立ちリンク

災害列島命を守る情報サイト『首都直下地震』助かるためのキーワード(NHK)
墨田区災害ハザードマップ
荒川水系荒川洪水浸水想定区域図
東京都高潮浸水想定区域図
家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック(東京消防庁)
今やろう。災害から身を守る全てを。「東京防災」