こんにちは。子育て住空間コンサルタントの今西千登瀬です。
「子どもの事故は家の中で起きやすい」――この事実をご存じでしょうか?
実際、消費者庁や自治体のデータでも、誤飲・転倒・やけど・溺水などの事故は、家庭内で多く発生しています。
そこで今日は、子どもの身体特性に合わせた事故防止の住空間づくりについて、年齢ごとのリスクや、家の中で特に注意すべき場所をわかりやすくまとめました。
家庭内事故が起こりやすい理由とは?

「家の中だから安心」と思いがちですが、子どもにとっては家の中が大冒険の舞台。
大人にとっては日常の風景も、子どもの目線から見ると“登れる・開けられる・口に入れられる”ものがたくさんあります。
特に6歳くらいまでの幼児期は、
- 誤飲
- 転倒・転落
- やけど
- 溺水
が代表的な事故として多発しています。
つまり、住空間を「子どもの目線」で点検することが、事故防止の第一歩です。
【年齢別】子どもの身体特性と事故リスク
0〜1歳:誤飲・転落に注意

■何でも口に入れる本能がある
■寝返りやハイハイから、ベッド・ソファからの転落が発生しやすい
対策
- 床に小さなものを置かない
- ベビーベッドは柵を必ず上げる
- 窓や階段にストッパーをつける
1〜3歳:歩行・探索期のヒヤリに対応

■自分で歩けるようになり、行動範囲が一気に広がる
■テーブルやキッチンに手が届き始める
■椅子を使ってよじ登るのが得意に
対策
■コンロにチャイルドロック
■熱い飲み物を手前に置かない
■ベランダに踏み台になる家具を置かない
3〜6歳:運動量アップで転倒・水回り事故も増加

■走る・ジャンプする・高い場所に挑戦する
■狭い場所や家具の隙間に入ろうとする
■遊びが活発化し、事故リスクも多様化
対策
■家具の角にガードをつける
■危険物は収納の奥にしまう
■浴槽に水をためっぱなしにしない
【場所別】家庭内で多い子どもの事故と住空間対策
キッチン|やけど・刃物・誤飲のリスク

■包丁・調理器具はチャイルドロック付き収納へ
■電子レンジやオーブントースターは子どもの手の届かない位置に
■鍋の取っ手は手前に出さない
浴室・洗面所|溺水・転倒のリスク

■残り湯は必ず抜く
■洗剤やシャンプーは高い位置の収納へ
■滑り止めマットを敷くと転倒予防に効果的
窓・ベランダ|転落防止が最優先

■網戸は子どもの力でも外れることがある
■補助錠や転落防止バーの設置がおすすめ
■ベランダにおもちゃや踏み台になるものを置かない
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リビング|意外と多い転倒・誤飲事故

■テーブルや家具の角をガードする
■電気コードをまとめて、引っ張れないようにする
■床には小さなおもちゃを放置しない
【チェックリスト】家庭内事故を防ぐ住まいづくりのポイント
✅子どもの「目線」と「手の届く範囲」で家の中を点検
✅年齢に合わせて安全対策をアップデートする
✅大人の常識ではなく「子どもの発想」で事故を予測する
✅「使わないものは出さない」収納習慣をつける
まとめ|子どもの成長とともに安全な住空間をアップデートしよう
子どもは毎日どんどん成長します。昨日できなかったことが、今日できてしまう――そんなスピードだからこそ、住まいの安全対策も「一度きり」ではなく「成長に合わせて見直す」ことが大切です。
安全な住空間があれば、親の見守りも安心でき、子どもはのびのびと挑戦できます。
家は「安心」と「成長」を両立できる場所。住空間の工夫ひとつで、毎日の子育てがもっと楽しくなりますよ。
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